ドッペルさん日記 ◆ハンドルグリップ交換 Ruler エルゴグリップ VLG-709AD3◆

ドッペルさんである程度の距離を走ると手首に負担がかかって痛くなる。手をハンドルグリップに添えるだけにすれば痛みが出るのを遅らせることができるが、手首への負担を軽減できるタイプに交換したい。早速Amazonでハンドルグリップを検索してみると、ハンドルグリップはエルゴノミクスですよと言わんばかりにエルゴンタイプの物が検索結果にたくさん並ぶ。お値段安めの中華なグリップも、人間工学に基づいて作りましたと積極的にアピールしている。中華なグリップにどこまでの効果があるかイマイチわからないけど( ´~`)

まあ有名メーカー品じゃなくても、形がエルゴンタイプなら少しは効果があるだろうと思う。ドッペルさん用なので高いのはいらない。お値段の安いやつを見つけるべく、検索結果を価格の安い順に並べて探す。

良さげなのあったわ( ´・∀・`) Rulerのエルゴグリップ VLG-709AD3。Amazon在庫の合わせ買い対象商品で、お値段は665円。合わせ買い対象商品は狙い目ですな。丁度他にも買いたいものがあったので、この商品を合わせ買いした。

今回購入したのはルーラーって販売元だけど、全く同じ商品は Fogliaでも売っていたが、こっちは合わせ買いじゃなかったので値段がちょっと高めだった。まあ販売元がどこかを気にするような物ではないよね(´・ω・`)安いグリップなんだし。

2日程経って商品が手元に届いた。早速 Rulerのエルゴグリップ VLG-709AD3 を手にとって見てみる。まず第一印象として重い(;^ω^)触ってみると肉厚な感じがする。形は他のエルゴンタイプの物ほど掌が当たる部分が伸び出ていなくて、ストレートタイプとエルゴンタイプの中間ぐらいのデザイン。レビューを読んでもどれぐらい効果があるかわからなかったが、ブログに感想を書いている人がいたので、そちらを参考にして大丈夫そうだなと判断した。

よし、取り付けよう。まずは今まで使っていたグリップを外す。再利用の予定はないからカッターナイフで切り裂いて外しても良かったんだけど、むぃむぃって雑巾を絞るように捻り続けたらハンドルバーからあっさり抜けた。滑りを良くする工夫はまるでいらなかった( ´・∀・`) 楽勝ですわ。むぃむぃ はなんか急に言いたかっただけで意味はない(笑)


後は新しいのをつけるだけだが…

( ´Α`)は?無茶苦茶固くて入っていかん。


楽勝だわとか言ってごめんなさい。これきついわ。フルパワーで押しても動かんし、ハンマーで叩いても ぶよんっぶよんっ って衝撃を受け流しやがる。ドッペルさんを寝かして上から体重をかけて押しても僅かに入っただけ。このままじゃ日が暮れたって終わらんわ( ;´・ω・`)

仕方がないので滑りを良くするためにハンドルバーに水をつける。アルミだから錆びることはない。さっきよりはちょっと入りやすくなったけど、やっぱり固くて固くて…(´ヘ`;) 渾身の力で押し込み続けて、1mm…更に1mmと少しずつ入っていく。後少しだわって思ったところで角度が斜めなことに気付く。角度を変えるために回すのは更に固い。(;^ω^)固すぎだろこれ。片方をなんとか取り付けると力尽きてしまった。


小休止の後、もう片方の取り付けを始める。

(;`・ω・)ノ最初から力の出し惜しみは無しだぜ!!

…固すぎるんで2cmほど入れた時点で泣きたくなる(笑) 

もう一度、悪足掻きにハンマーで叩いてみる。今度はさっきよりも強く叩く。

ぶよんっぶよんっ 効果無し。


もうね、アレを使うしかないわ。台所用の中性洗剤。いつまでもヌメヌメ感が残るんじゃないかと心配して今までは使わなかったけど、さすがにこれは中性洗剤を使うっきゃないと判断したので、水で薄めた中性洗剤をスプレーボトルに入れて、ハンドルバーにちょっとだけ吹き付ける。


中性洗剤が染み込んでいくのを一休みしながら少し待つ。

よし作業再開、勿論フルパワーだ( ・`ω・´)


力を込めてグリップを押し込むと…スコーン!って一番奥まで勢い良く入った(笑) むしろバーエンドからハンドルバーの金属が顔出してる(;^ω^) さっきまでの苦労はなんだったんだと思うほどツルツルと滑って動く動く。角度を調節するのも簡単で、あっという間に取り付けが終わった。これは逆に、独りでに角度が変わっちゃうんじゃないかと心配になったが、水分が乾くと動かなくなった。


まさかここまで劇的に変わるとは…中性洗剤スゴいわ。最初から使えば良かった(笑)


苦労したけど取り付け終了。ドッペルさんに跨がってグリップを握ってみる。質感は分厚いゴムといった感じで、全体が滑りにくく指の先をちょんと乗せただけでもハンドルバーの操作ができるほどだ。掌を乗せる部分がストレートタイプに近い形状なので、エルゴンタイプの掌を乗せている感じはそれほどない。でもストレートタイプのグリップよりは手首への負担は少ないように思う。

イマイチだなと思ったのは、第一印象でも触れた通り『 重さ 』ハンドルバーを左右に動かすと重い感じがよくわかる。それからもう1つ気になるのは、今後の表面の劣化についてで、このゴム質な触り心地は 何年か経ったらベタつきが出そうだ。まあ、重曹で拭けばベタつきはとれると思うけど、重曹でゴシゴシ拭いて、このゴムっぽい質感が弱くなるとグリップ力も落ちてしまうと思うので、重曹を使うのは最後の手段としたい。見た目に関しては最初から期待してないので特に不満はない。グレー色なのでちょっと黒色ハンドルバーとの一体感がなくなったように思うけど、キニシナイ(ヾノ・∀・`)

まさかハンドルグリップの交換作業にこんなに手こずるとは思わなかった。でもこれでまた1つ、ドッペルさんの不満が解消できて良かった。

今回はこれでおしまい。次はシートポスト短い問題を解決しよう。

2022年9月の写真。ぜんぜん劣化してないし、まだまだ使えそうだ。


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