ドッペルさん日記 その7◆ジャンク再生 補助灯交換◆

前回、ドッペルさんにマジ軽ロボをとりつけたので、ドッペルさんはハンドルバーに取り付けてあるオートバイ用のフォグランプと、マジ軽ロボと、100円ショップで購入したコイン電池式LEDライトの3灯体制になっている。(;^ω^)なんか思いっきり迷走してる感がある一連のフロントライト交換計画だが、とりあえず良い答えが見つかるまでは3灯体制をこのまま続けようと思う。今回はコイン電池式LEDライトに手を出すことにした。このコイン電池式LEDライトは第1回 みそぽた で名古屋の久屋大通公園へ行く前に取り付けたもので、帰り道でフロントライトがバッテリー切れで消えてしまった時に、このコイン電池式LEDライトがなかなかの活躍を見せてくれて、非常用ペンライトとともに前方を照らし続けてくれた。

それから数日経って、トンネル内でこのコイン電池式LEDライト点灯させた時に電池が切れかかっていることに気が付いた。さっそく電池交換をした。それから数日たって (;^o^)アホな子なので消し忘れをやらかして電池切れ、う~ん、前回の電池交換からまだ1度しか使ってなかったのにな(笑) その後も何度か電池交換をしたが、…コイン電池だからコストパフォーマンが良くない。このコイン電池式LEDライトに使われているのは CR2302 で、100円ショップで2つセットの物が100円+税で売っている。電池切れの度に50円+税かかるのは嫌だ。またうっかり消し忘れをやらかすだろうし(笑)電池代がかからない補助灯ってないかな?と思って考えてみる。最近取り付けたマジ軽ロボが補助灯レベルだろというご意見は(ヾノ・∀・`)キコエナイ キコエナイ。 

一時期、防災グッズとして注目されていた手回し発電のライトなんて補助灯としてどうだろうか?当時は様々なタイプの手回し発電機が売られていた。いくつか買った覚えもある。…うん?その中に自転車用の手回し発電ライトもあったような気がする。Amazonで売ってるのをたまたま見つけて、これは面白そうだと思って購入した覚えがうっすら記憶にある。もしあるならばここだろう…自転車パーツ魔窟(笑) さっそくガサゴソしてみたら、あったよ…懐かしの自転車用の手回し発電ライト。思い出してみると以前は結構使ってたわ。いやーずっと魔窟の中に眠っていたんだね。存在を忘れていたけど思い出して良かった。

どういうライトかというと、本体はタマゴ型で裏側に発電用のハンドルがついており、これをグルグル回して内蔵バッテリーに蓄電し、スイッチ操作でライトを点灯させる構造になっている。明るさはそれ程明るくない。強.弱.点滅の3段階に切りかえられるようになっていたが、砲弾型の白色LEDが3つなので強にしても薄暗い。点灯時間はというと、ハンドルを3分間グルグル回して20~30分ほど点灯するが、時間経過とともにだんだん暗くなっていく。メインのヘッドライトとしては暗いので、補助灯として使うか、バッテリーライトの電池が切れてしまった時に使う非常用というのが正しい使い方なんじゃないかなと思う。

明るさ不足といってもグルグル回すだけで点灯するお手軽さから、購入した当時は結構使っていた。お店の駐輪場とか信号待ちの時とかにライトを外して発電用のハンドルをグルグル回す(笑) …暗闇の中で、ウィンゥィンゥインって音をならしながらヾ(・д・`;) …なんやコイツって周りは思ったかもしれない。頻繁に使ってたから内蔵バッテリーがだんだん弱くなってきて、明るさと点灯時間のどちらも落ちてきた。点滅ならなんとか使えないことはないけど、寿命だなと判断して外すことにした。

それが今回、魔窟から出土したわけだが、これいいじゃんって心の中で再認識した。バッテリーが弱くなって外したがどうかなと思って、試しにハンドルをグルグル回してみる。以外にも点灯した。内蔵バッテリーがまだ完全にダメになっていなかったようだ。あーでも、やっぱり弱弱しい点灯の仕方だ。でも発電部分とか発光部分はまだ使えるようだし、これなら内臓バッテリーを交換すれば使えそうだ。

さて、本体だけでは自転車に固定できないので、専用の取り付け台座を探すために再び魔窟をガサる。…あかん( ´Α`)見つからない。ライト本体をワンタッチで外せるあの専用取り付け台座がないと使えない。捨てたって事は無いと思うけど…あっなんかうろ覚えに、取り付け台座は他で使ってしまったようなことを思い出した(笑) 他の物を自転車のハンドルバーに取り付ける時に、これでいいやって感じに使ったわ(笑) ダメじゃん。う~ん…せっかくこの手回し発電ライトが使えそうだなと思ったのに残念。

仕方がないので同じ物が売ってないかAmazonで探してみる。以前の購入履歴から辿ると再入荷の予定無し。別の検索方法で探してみる。おっ、別の業者が販売していた。…でも在庫があるのか無いのかよくわからない。注文があったら製造元に発注しますよって感じの事が書いてあった。これ注文したら本当に届くんか?って思いながらYahoo!や楽天など他所のネットショップを見てみる。すでに何年も前に販売が終わっているようで どこも売ってない。あ…(;^ω^)これは注文してもあかんヤツだなと、何となく察したので購入は諦めた。仕方がない。やはり手元にあるこの子を改造して使えるようにしよう。その方が出費もなくいいし(笑)

さっそく分解する。構造はシンプルで、発電部分とバッテリーとライト基盤の3つのパーツのASSYになっていて、これがプラスチックの筐体に収まっている。今回手を出すのはバッテリーと筐体のみ。バッテリーとして使えそうな物を電子パーツの魔窟から探す。2.7V10Fのキャパシタが2つ見つかった。今までついていたバッテリーは3.6Vのコイン型だったので、まあこのキャパシタでいいやと思いながら付け替える。カタログ数値2.7Vといっても実測だと3.2 Vぐらいまで出るからな(笑) キャパシタが膨らむから無理な加電圧は推奨はしないけど、手回し発電なんだから発電量は大きくないし。

配線をつないで、とりあえず200回ほどグルグル回してスイッチを入れてみる。しっかり点灯した。強 にして20分以上ついていたので十分実用レベルだと思う。キャパシタ2つはそこそこ大きいので筐体には入らない。気にしない気にしない(笑) ビニールテープをまきまきして簡易防水にして、本体の後ろ側にホットボンドで固定する。ランドセル背負ってる格好になった見た目は、ちょっとゴミっぽく見えなくも(笑)言い過ぎやぞ

続いて筐体にドリルで穴を空けてネジを通して、魔窟出土品の適当なプラスチック製ハンドルバー取り付けバンドにネジどめして、ドッペルさんのハンドルバーへ取り付けた。以前より 付け外しの際に手間がかかる様になったが仕方ない。付けっぱなしで外さないから問題なし。盗られる心配?ナイナイ(ヾノ・∀・`) ちなみに発電ハンドルは、本体がハンドルバーに固定された状態でも回せるようにしてある。使ってて暗くなってきたなと思ったらすぐにグルグル回せる。充電池と違ってキャパシタだから充放電に神経質にならなくてもいい。たぶん(笑)

夜になるのを待って実際に外を走ってみる。以前に使っていた物の再利用なので、手回し発電ライト単体での明るさがどれくらいかは だいたいわかっている。ドッペルさんは前照灯として電磁誘導マジ軽ロボがあるので、それにプラスするかたちで手回し発電ライト(ゴミじゃないぞ) の明るさが加わるとどれぐらいのものか確かめてみる。うん、ちょっと路面が見やすくなった。マジ軽ロボと違って速度によって発電量が変化することがないから、一定の明るさで安定して照らし続けてくれる。登り道ではとてもありがたい存在だ。今まで使っていたコイン電池式LEDライトと同じぐらいの明るさだし、何時でも再充電できる補助灯の存在はちょっと頼もしい。まあ、暗闇の中でウィンゥィンゥインって音をならしながら発電ハンドルをグルグル回すのは ちょっと恥ずかしいんだけどな(;^ω^)

とりあえずこれで完成。ランドセル背負った筐体はもうちょっと見た目を考えた方がいいと思うけど、暫く使ってみて問題ないか確認してからだ。まあ盗られる心配がまるっきり無いというメリットもあるし(笑) マジ軽ロボとともに今後活躍してくれるだろうと思う。後はメインのバイク用フォグランプをなんとかしたい。そもそも電力ドカ食いのこの子があかんって事でフロントライト交換計画は始まったというのに、現状はライトが増えて重くなってるだけだし(笑)また今度Amazonで安売りの自伝車用ライトがないか探してみよう。


点灯させた状態




発電用のハンドルを出した状態はこんな感じ

このブログの人気の投稿

みにぽたbicycle 記事一覧

ドッペルさん日記 ◆みそぽた 手作りパン工房フルートへ行く◆

ドッペルさん日記 ◆後輪スポーク交換◆