ドッペルさん日記 その8◆ジャンク再生 リアライト交換◆

前回、使っていなかったジャンクの発電ライトを再生して、ドッペルさんの補助灯としてハンドルバーに取り付けた。見た目はアレだが機能は問題なし。これで前はオートバイ用のフォグランプとマジ軽ロボと手回し発電ライトとの3灯になったので、電池切れの心配もなく安心感がある。(;^ω^)付け過ぎのような気もするが。

今回、後ろにももっと光を…と考えて、電池切れの心配がない発電式のリアライトを付けることにした。ちなみに、久屋大通公園へ行った時に付けていた乾電池式のリアライトは、マジ軽ロボを取り付けるより前に外した。製品として特に問題はなかったんだけど、シートポストの後ろに取り付けてあるから、消し忘れる事が多かったので(;^o^) ドッペルさんに付けてあるマジ軽ロボは、改造して赤色LED1灯が車体後方シートポストの下辺りで点滅するようになっているので、とりあえずはこれ1灯体制で我慢してたんだけど、やはりこれだけではあまり目立たない。マジ軽ロボは非接触型の電磁誘導による走行発電なので、車輪の回転速度によって発電力が変化する。発電量次第でこの赤色LEDへの電力供給量も変わるので、低速走行の場合はまったく点灯しなくなってしまう。これに加えて、取り付け位置が低くLED自体が小さい事もあって、コイツになら安心して背中を預けられるぜ…という頼もしさはまるっきり無い(´ヘ`;) もっと高い位置、サドルの下ぐらいにも1灯追加したい。ということで毎度お馴染み魔窟をガサゴソしてみる。

おとなしく外した乾電池式のリアライトを付ければ解決するんだろうけど(;^ω^)やっぱり電池交換の手間を無くすという部分には こだわりたいし(笑)

発掘終了。今回出土したのは キーホルダーライト くるっパ mini LK-006BKという小型の手回し発電式ライトで、以前にAmazonで処分価格で売られているのを見つけていくつか購入した物の1つ。この商品は今もAmazonで販売中だ。消しゴムサイズの小型ボディーだけど手回し発電ができるという、ちっちゃくても凄い子。バッテリー内蔵で、砲弾型の白色LED2灯で手元を照らす作りだが、バッテリーはすでにダメになっていて、蓄電はできない。発電ハンドルをグルグル回している間だけ 砲弾型の白色LED2灯がピカー!って光った。まあ、バッテリーは再利用する予定じゃないからヘタれてても問題なし。さっそく分解する。勿論ここから先は自己責任だ(笑)


発電部にはモーターが入っていた。

Σ(´Д` )…ちっさ!!


マイクロDCモーターってやつかな?小指の先ぐらいの大きさしかないわ(笑) 発電ハンドルを回すとこのモーターがグルグル回って発電する仕組みになってるようだ。こんなにちっちゃくても4V以上出るんだから大したもんだね。このモーターから→ツェナーダイオード→バッテリー→電源スイッチ→LEDと繋がっている。シンプルな構造だ。ツェナーダイオードがあるから手回しハンドルがガチガチで回らないってこともない。小さなハンドルに負荷をかけずにグルグル回せる作りだ。

構造はわかったので、リアライトして再生させるために必要な物を魔窟から調達する。赤色の砲弾型LED(2.2Vの物)が1つ、5V1Fのキャパシタが1つ、ショットキバリアダイオードが1つ、LED発光部を収めるのに適当な筐体が1つ。この内のキャパシタは1ヶ月ほど前に大須で購入したばかりの新しい物だ。魔窟に入っていたのは(;^ω^)電圧が3Vまでしか上がらなかったから。処分特価品だったけどすでに弱ってた(笑) これだけを集めて作り始める。

モーター→ツェナーダイオード→バッテリー→電源スイッチ→LEDと繋がっていた物を、モーター→ショットキバリアダイオード→バッテリー→ちょっと長めのコード→電源スイッチ→ツェナーダイオード→赤色LEDという風に繋ぎ変える。ツェナーダイオードをLED出力側に移動したのは出力を一定にするため。これがないとピカー!!!って最大出力で一気に電力を使い果たしてしまう。明るいにこしたことはないけど、短時間で消えちゃうのは実用性がない。求めているのは全力疾走じゃなくマラソンタイプの子た。あんまり暗いのはダメだけど(笑) ちょっと長めのコードにしたのは、発電部分と発光部分を離したかったから。発光部分はしっかり固定したいけど、発電部分は動かせるようにしておかないと、ちっさな発電ハンドルが回しにくい(笑) 

実際にグルグル回して充電してみる。手回しハンドルへの負荷も問題なし。弱ってる1Fのキャパシタを充電するなど楽なもんさ。100回も回せば十分充電できる。試しに点灯してみる。赤色LEDはたいして明るくない。でも電力消費は少ないので、30分ぐらいは使えそうだ。このLED発光部を入れる筐体はレンズ構造になっているので、たいして明るくない赤色LEDでも中に入れると、そこそこ目立つ光り方をしてくれる。これなら離れたところからでも、赤色の光が見えるのでリアライトとして十分使える。

完成したので、ドッペルさんに取り付ける。取り付け場所はサドルのすぐ下、ここなら雨も心配ない。コード長めだから手回しハンドルも回しやすい。実際に夜に確認してみると、赤色LEDの光りもそこそこ目立っていた。真っ暗な環境なら後方アピールの効果が十分ありそう。でも薄暗い所で効果あるかはちょっと疑問だな( ´~`)暫く使って様子を見ることにしよう。

これで後ろも2灯になったので、とりあえず一安心(´ω`) 暗い夜道での安心感が増した。


手回しハンドルを出した状態で点灯中、見た目は気にしちゃだめだぞ(笑) 

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