A-bike日記 ◆チューブ交換◆



A-bikeの古い6インチモデル。タイヤとチューブになるべく負担をかけないように気を付けていたけど、後輪の空気が漏れるようになってしまった。空気入れをポンピングすると『 ブシュー ブシュー 』と空気がすぐに漏れ出てしまう。これはチューブのバルブ辺りがアカンくさい( ´Д`)

A-bike用の6インチチューブはもう売ってない。ブリヂストンのハンディバイク6や、6インチ極小径車KOMA用の6インチチューブもすでに販売終了していて手に入らない。かつて販売された6インチ極小径車は全滅状態になってしまった。A-bikeやパチモンA-bikeも8インチ10インチと車輪が大きくなってきてるし、6インチは今後も新型が販売される見込みは無さそうだ(´ヘ`;)

でもまだキックボードやシルバーカート用として6インチ用のタイヤとチューブは細々と需要があるので、それを使えば6インチモデルのA-bikeもタチ交換が可能だ。まあ、品質は6インチ自転車用の物程は良くないだろうし、バルブの曲りも逆曲がりけど、仕方ないよね。

取りあえず、今後の事も考えて、予備のタイヤ一組とチューブを少し多めに調達することにした。国内でも入手は可能だが、手元に届くまでにだいぶ日数がかかるし品質の割に値段が高い。これなら中国のショッピングサイトで購入した方が値段が安い分だけまだマシだなと考えて、今回はアリババ系列のショッピングサイトで購入した。

注文後、一週間程で手元に届いた。( ´・∀・`)早いじゃん。サイズ良し、数量良し、パッと見た限り新しいゴムって感じで、取りあえず品質も問題なさそうだ。まずはチューブに空気を入れて放置してみる。


……なんか北斗の拳の断末魔が聞こえてきそうな膨らみ方になっとる(笑) まあ、小さいチューブだから仕方ないよね(^∀^;) それよりも所々ゴムが薄い部分があるのが気になる。簡単に破れそうだけど大丈夫かな? 放置した結果、空気が抜けてく感じはなかった。なんとか使えそうなので交換作業に取りかかろう。


念の為、説明書を見ておさらいしてから作業開始。

まずはA-bikeのブレーキシューを固定している2本のネジをアーレンキーで外す。この作業は難なくできるけど、ワッシャーを無くさないように注意。ネジが外れたら、ブレーキシューをブレーキワイヤーが付いたままの状態で動かせるようになるので、車輪を外す邪魔にならない位置にどかしておく。


次に車輪を外す。まずA-bike本体を裏返しにして、車輪の中心部にある固定ボルトを外す。車輪が動かないようにホイール部分を手でしっかりと押さえながらスパナで外す。


(;^o^…どうせ簡単には外せんだろうと思っていたけど、めちゃくちゃ固い

車輪を押さえる手に力を入れにくいので、反対側のボルトにもスパナをあてがって力を入れやすくして、車輪が動かないようにしっかり押さえながらボルトをひねってみる。……それでもビクともしない(;^ω^) 仕形がないので柄の長いモンキースパナを使うことにした。車輪を固定する側のスパナには、柄の部分を金属パイプで長くして固定し、フルパワーで再度ひねってみた。何度か力を込めた末に、とうとう緩んで外すことができた(;^o^) う~む、最初からえらい苦労したわ(笑)

今度は反対側のボルトを緩める。こちらはボルトを回す方向が逆になるので間違えないように気をつけよう。間違ってフルパワーで締め込んだりしたらゲームーオーバーになっちゃうから慎重に作業しよう。

では、ボルトにスパナをあてがって ひねる。……やっぱりこちら側も固くてビクともしなかった。A-bikeの車輪軸はベアリングが使われているので、さっきはラスペネを使うのを我慢したけど、今度は先程外した反対側のボルトの穴に直接噴射できるので、少しだけラスペネを吹いてもう一度ボルト外しに挑戦してみる。

( ´~`)う~ん、まだ回りそうにないな。仕方がないので先程外したボルトをもう一度ど取り付けて、これにスパナをあてがって車輪を押さえる方の手に力を入れやすい状態にする。とはいえ、ボルトを完全に締め込んでしまうと先程苦労してボルトを外した意味がなくなってしまうので、ボルトにスペーサーを入れて最後までは締め込めない状態にしておく。こうしておけば後で外す時にあまり大きな力を入れないで済む。スペーサーといっても手頃な物がなかったので、モンキーレンチの柄の部分の先にある引っかけ用の穴にボルトを通すことにした(笑) まあ、結果的に固定側のスパナを掴みやすくなったし、結果オーライってことでヨシとしよう。


さあもう一度スパナを回してみる。さすがにここまで準備すれば固いボルトも無事外れた。

ふふっ(´・ω・`)やったぜ♪

…って、やりきった感に浸ってる場合じゃない(笑)まだ車輪が抜けるようになっただけだった。ボルトを抜き取ると車輪を固定するものは無くなるので、後はA-bike本体から引っ張り抜くだけで車輪は外れる。後輪なのでチェーンがあるけど、これも簡単に外れる。

さて、車輪が外れたので次はタイヤを外そう。……ここからが大変なんだよね(^∀^;) タイヤが小さいからすごく固いんだわ。

ワックスか石鹸をしっかりと塗り込んで、プラスチック製のタイヤレバーが折れないかってぐらいグニグニと捻りつつタイヤを外す。今回、パナレーサーのタイヤレバーが大活躍した。何時も使っているPROのタイヤレバーよりも差し込みやすく外れにくくて使いやすかった。クワトロ閉店セールで買っておいて良かった。

まあ、それでも散々苦労したけどな(笑)

どうにかこうにか、タイヤの片側がホイールから外れた。中のチューブを引っ張り出す。…これもサイズがキッチキチなので引っ張りにくい。それでもチューブを抜き取ることができた。チューブの状態を確認してみるとバルブの根元がもげかけてた。少しさわるとバルブが千切れた(笑)チューブのゴム自体もボロボロ剥がれてくる感じで、これはさすがに使えそうにない。

A-bikeのフレームによると、この子の製造は2007年。走行距離はたいしたこと無いとはいえ15年ももったんだから、とても優秀なチューブだったな( ´・∀・`) てかもっと早く換えなさいよ(笑)

まあいいや。では新品の中華チューブを入れてタイヤをもとに戻そう。


おっと、その前にホイールを点検しておこう。金属バリやゴミなどがあるとパンクの原因になるので、バリがあればヤスリで整えて、ゴミもないように拭き掃除しておいた。

勿論、タイヤとチューブもゴミがないようにチェック済みだ。冬の作業の場合はタイヤをあたためた方が作業がしやすくなるけど、今回はそれほど寒くないのであたためは必要ないかな。

じゃあ作業を続けよう。

まずホイールのバルブ穴にチューブのバルブの位置が同じになるように注意しながらタイヤの内側にチューブを入れていく。

本来なら最初にバルブを差し込んでからチューブをタイヤへと入れる手順だけど、6インチだと小さくてやりにくいので、バルブを差し込むのは後回しにした。まあ、やりやすい手順でやればいいと思う。タイヤをホイールへ嵌め込む作業は、ビードワックスとプラスチック製タイヤレバーをフル活用して全力で臨む。

滅茶苦茶な固さなので泣きたくなる(笑)チューブが破れないように慎重に作業しなければ。

タイヤレバーで少しずつタイヤを嵌め込み…………最後に指で思いっきり押し込んで全部嵌まった!!って思った瞬間にタイヤの反対側がホイールから外れた!!

(#゚Д゚)ノうがー!!いちからか?

もう一度頑張ってタイヤを嵌め込んでいく。今度は最後に反対側が外れないように、タイヤをしっかりと指で押さえ込みながらタイヤを嵌め終えた。

( ;∀;)ヤッタヨ♪ついにやりきったよ。指が限界だけど(笑)

よし、空気を少し入れてチューブを整えよう。空気入れをバルブにつないで空気を入れていく『 シュコー…シュコー…シュコー…シュk ぱあんっ!!!』


………( ゚A゚ )


マジか…。あかんわ、空気入れてもプシューって漏れ出てしまう。もう一度やり直しになってしまった。今日はもう限界なので作業は翌日に持ち越すことにした。

んで翌日。さすがに手慣れてきてタイヤを外すコツがちょっとわかってきたような気がする。まあ、相変わらず すごく苦労はするけど、どうすれは外れるのかが分かっているので、作業の道筋が見えてて、作業中の不安感はないな。

……よし、タイヤが外れてチューブも取り出したぞ。何が原因でパンクしたのかを調べてみると、バルブの根元に穴があるのを発見した。う~ん、どうもホイールのバルブ穴にチューブがかみこんでしまったのがパンクの原因のようだ。

今度はバルブの周辺に不具合が出ないように気をつけて作業することにしよう。

穴の感じからするとパッチ修理ができそうだけど、最初からパッチあてチューブを使うのは不安なので、新しい中華チューブを使うことにしよう。

慎重に作業をして、最後にバルブをしっかり根元まで引っ張り出して、タイヤをもみこんでチューブがかみこまないように整える。またもや指が限界になってしまったけど、なんとか交換できた。

さあ空気を入れてみるぞ(;・ω・)頼むからパンクしないでねと祈りつつ、ビクビクしながら少しずつ空気を入れていく。『 シュコー…シュコー…シュコー…シュ… 』よし!無事 指定空気圧まで空気を入れられたぞ!

空気が漏れる音もしてないし、タイヤに大きな変形も見られないし…問題なさそうだ。

v(*´>ω<`*)vおー♪今度こそやりとげたぞ!

これで無事にパンク修理完了だ。車輪をA-bike本体へ戻す。

最後に試走して、走行に問題ないか確かめてみる。乗った瞬間に『 ぱあんっ!』ってならんか心配だったけど、問題なく走れる。1~2キロ程ゆっくり走ってみたが問題なし。安物の中華チューブだけどなんとか使えそうだ。


後はどのぐらい耐久性があるかだけど、無理な負担をかけないように注意しながら使おうと思う。

このブログの人気の投稿

みにぽたbicycle 記事一覧

ドッペルさん日記 ◆みそぽた 手作りパン工房フルートへ行く◆

ドッペルさん日記 ◆後輪スポーク交換◆