ドッペルさん日記 ◆16インチ ホイール交換 その2◆

前回、中華なホイールのクイックハブが貫通してない問題で、始める前から作業停止状態になってしまったが、今回はホイール交換の続き。フロントホイールは取りあえず使わないで、リアホイールだけを交換することにして、作業に取りかかろうと思う。日記の内容はもちろん非推奨&自己責任だ。

返品(´・ω・`)? …諦めた。だって再注文したらもっと深刻な不良品が届きそうだから(笑) 苦労して中国語で遣り取りして、また不良品でしたってなったら目も当てられん(^∀^;) 届くのに更に1ヶ月とかかかるのも嫌だし。レビューに「 貫通してなかったよ 」って書いたら、速攻で販売価格が1000円安くなったから、今ならお買い得だよ(2022年10月時点)おすすめはしないけど(笑)

さて、そもそも今回のホイール交換は、走らないドッペルさんをもう少し走る子にするのが目的で、その為には拡張性が低いボスフリースプロケット式をカセットスプロケット式に交換して、ギア比を見直して よりワイドレシオなギア構成にする必要がある。単純にリアホイールを交換するだけでなく、フロントチェーンリングやスプロケットの交換もすることになる。ドッペルさんのカスタムなので、なるべく費用はおさえたい。…まあ(;^o^) すでに車体以上にカスタム費用がかかってるんだけど(笑)  それはそれとして、現在使用中のパーツをできるだけ交換しなくて済むように、変速数は変えずに7段のままにして、シフターやリアディレーラーはそのまま使おうと思う。実際にこのまま使えるかどうかは、やってみてからの判断となる。

交換予定のフロントチェーンリングとカセットスプロケットだが、理想としてはフロントチェーンリングが53Tでカセットスプロケットが11-34Tの物にしたい。現在使用中の物より大きくなるので、実際に取り付けられるのか、使うことができるのかは、やってみなければわからない。何もかもぶっつけ本番だから かなり手こずりそうな予感しかないが(;^ω^)まあ、一つずつ問題点を減らしながら作業を進めることにしよう。

一先ず、何時ものようにAmazonでカセットスプロケットを探してみる。フロントチェーンリングは以前に購入した Liteproの56Tチェーンリング クランク一式セット未使用品が手元にある。付属の56Tチェーンリングを外してDahon k3の純正チェーンリングをつければ、理想サイズの53Tのフロントチェーンリングとして使えるので、新たに買う必要はない。ただしこのLiteproのクランクはあんまり評判が良くない。以前に使おうとした時に、チェーンラインがかなり外側に出てしまう問題があって、使うのをやめた経緯がある。今回取り付けた後でその辺りに不具合が出るかもない。

次、カセットスプロケットは7S用だが…(; ̄Д ̄)?トップギア11Tじゃないんかシマノよ…。ローギアも32Tが最大なのかシマノよ…。交換前から11Tと34Tが使えないとか(;´Д`)泣くわ

あかん、これだとカセットスプロケットに交換する意味がなくなってしまう(笑)

どうするか悩んだ結果、クエロ用の8Sスプロケットをバラバラして、必要な丁数の組み合わせで7枚組みにして使うことにした。変速がスムーズにできなくなる可能性が高くなるけど仕方ない(´ヘ`;) 今手元にある8Sスプロケットは11-30Tと11-34T。う~ん34Tはさすがに無理かなと思いつつ、11-34Tのスプロケットの方をバラバラにした。これクーちゃん用の予備パーツなんですけど( ;´・ω・`)使っちゃうぞ。

バラバラにする方法はDahon k3のスプロケット交換の時と同じ。スプロケットの裏側にある2つのリベットを落とす。そうするとスプロケットの固定が外れてバラバラになる。今回はこのリベット部分が ニッパでカミカミできないタイプだったので、4.5mmの金属用ドリルで すんのかせんのかして 削った。

何度か手を挟みつつ(笑) なんとかスプロケットがバラバラになった。これを中華なホイールにセットする。スプロケットの丁数が大きい物から順番に、スペーサーを間に挟みながらセットしていく。とりあえず4番目を付けないかたちで7枚構成とした。セットし終わって締め込んでみるとガタガタしている。

カタコトのAmazon商品説明文によると このハブは11速用らしいので、7枚だと隙間ができちゃうようだ。ハブの軸に近い方にスペーサーを追加で入れて調節する。微妙に厚すぎたり足りてなかったりを繰り返し、9速用の薄いスペーサーなども使って丁度良い感じにした。

ドッペルさんはリアディレーラーが逆爪タイプだから、固定ネジの関係でトップギアの幅がギリギリ。その為スプロケットが僅かでも余分な厚みがあると、チェーンがこの固定ネジに引っ掛かってしまう。なんとか丁度良い感じにできて良かったよ( ´・∀・`)

続いてドッペルさん標準装備の鉄チンホイールを車体から外して、チューブとタイヤを外して中華なホイールに取り付ける。タイヤは新しいし、チューブも問題無し。リムテープはバンドタイプの物が付属でホイールに取り付け済みになっていたのでこのまま使うことにした。このリムバンドの耐久性がちょっと気になるけど、鉄チンホイールに付いてるリムテープは溶けた輪ゴムみたいになってて既にボコボコ(笑)これは再利用できないわ(^∀^;) チューブとタイヤを取り付けてみると、やっぱりミニベロロード用のホイールだなと実感した。取り付けた幅1.75のタイヤが明らかに太すぎてる。幅1.5ぐらいまでしか対応してないような気がする。カタコトのAmazon説明文にはその辺りの説明が書いてなかったので実際のところどうなのかわからないけど( ´~`) まあ、細いタイヤは持ってないので空気圧を少し低めにしてホイールに負担があまりかからないようにしよう。 これで中華なホイール側の準備は完了。

次はドッペルさんの車体側に取りかかる。まず邪魔にならないようにチェーンを抜き取る。チェーンにはミッシングリンクが付けてあるので難なく外せる。オリャ!!(>ω<。)って指に力を込めてミッシングリンクを外した。…いや専用工具あるけどなんとなく指でやりたくなった(笑) 次に、ドッペルさんの車体に中華なホイールを嵌め込んでクイックレリーズで固定する……んだけど、いくつか問題点があった。まずハブボルトに共締めするキックスタンドだが、クイックレリーズに共締めは駄目な様な気がする。キックスタンドのボルト止め部分はデコボコしてるから外れそうで不安だ。残念だけどキックスタンドは外すことにしよう。問題点その2、バックフォークが広がってる(;^o^)誰だよワッシャーを何枚も入れて隙間作ってたの!…と過去の自分に文句を言ってみる。だいたい5mm広がってる。これならロード規格の130mm幅じゃなくて、135mm幅のホイールにすればピッタリだったな(笑) まあ、クイックレリーズをしっかり締め込めば大丈夫だけど、スカスカだと車体にホイールを嵌め込むのがやりにくい。ルック車だから目視でホイールを真っ直ぐにしながら締め込んで固定しなきゃならないんだけど、スカスカだからホイールが動く動く(^∀^;) 仕方ないからホイールを足で挟みながらクイックレリーズを固定したわ(笑) やれやれ、なんとか中華なホイールがセットできたぞ。

次はフロントチェーンリングに取りかかろう。…おっと その前に、以前キンブル小牧店から苦労して持ち帰ってきたPROのスタンドに、キックスタンドをパージしてしまったドッペルさんを引っ掻けよう。よし、これで固定できて やりやすくなったのでフロントチェーンリングだ。現在取り付けているのはGRK製 Wガードギヤクランクセット YD-4346 丁数は48T。 このクランクに取り付けられるチェーンリングは持っていないので、クランク一式交換することになる。最初にペダルレンチで折り畳みペダルを外す。ちょっと固かったけど今回は無事に外れた。この折り畳みペダルは再利用する。重いけど(笑)

クランクはコッタレスクランク抜きを使って外す。以前にドッペルさんのクランク一式を交換した時と手順は同じ。こちらも固着無く簡単に外れた。順調じゃん(´ω`)


(´・ω・`)? ペダルが付いたままだって?先に写真だけ撮っとかないと、カメラが真っ黒になるじゃん(笑)

さあ、新しいクランクを取り付けよう。まずは忘れないように要所要所をグリスアップしておく。クランクを嵌めて、クランクボルト締めてプラスチックのキャップを付けて…クランクの取り付け無事終了。締めすぎないように気を付けながら、折り畳みペダルも取り付けた。最後にDahon k3に標準装備だった53Tのチェーンリングをクランクに取り付ける。ボルトを星形を描くような順番で嵌めて均一に締め込んで…これでよし(´ω`) 取り付けできたぞ。う~んやっぱり外側に出る。ボトムブラケットを短い物に交換しないと駄目かもしれない。ドッペルさんのボトムブラケットは68-117mmだったはずだけど、手持ちのボトムブラケットは、ダホンさん用の68-107mmとクワトロ閉店セールで110円で買った68-110mmの物の2種類。68-110mmが付けば丁度良さそうに思うけど、まあ取りあえずは後回しにしよう。

じゃ次は、リアディレーラーのアームを調整する。取りあえず指でリアディレーラーをぐいっと押してみると…(;´Д`)あかん、34Tにガツンとぶつかる。さすがに34Tは大きいな。今付いているリアディレーラーはBテンションボルトがないので高さ調節できない。ドッペルさんのボディは28T以上の丁数のスプロケットを取り付けることが全く想定されていないようだ。

これで諦めるわけにはいかないので、なんとかしてリアディレーラーの取り付け位置を下げないと駄目だ。考えた末に、ホームセンターで適当な金具を買ってきて、これを使ってリアディレーラーの取り付け位置を3cmほど下げた。丁度いい具合に、M10サイズの穴とそのすぐ横にM5サイズの穴があいている金具があったので良かった。これで一先ずはリアディレーラーのアームがスプロケットにぶつかるのは回避できた。後はアームの可動域の調整とチェーンの取り付け。チェーンの長さはそのまま変えない。何はともあれ一度動かしてみないとね(´・ω・)

では、ペダルを手で回しながらシフターを操作して様子を見る。丁数が少ないトップ側のギアは動く。変速時に所々引っ掛かる感じがあるけど、まあ無理矢理7枚に減らしたんだから仕方無い。こまけぇことはいいんだ(^∀^;) 問題は丁数が大きいロー側のギアだ。う~む(;´Д`)なんとかかかるけど、変速はきっつい感じ。リアディレーラーのキャパシティを大幅に越えてしまっているし、このリアディレーラーで動かすのは無理があるみたいだ。取り付け位置を3cmほど下げたのは なかなかいい感じだったけど、やっぱりBテンションボルトがないと微調整ができない。今回のように取り付けがシビアな場面だと、こういう部分で融通が効かないじゃ誤魔化せなくなる(笑) それともう1つ問題点が見つかった。やっぱり細いタイヤじゃないと駄目みたいで、一番ハブ軸に近いローギアに入れようとすると、リアディレーラーのアームがタイヤにこすってしまう。これでは駄目なので変速数を減らして6段変速にすることにした。

まあ、段数が減ったところで不満は無いんだけど(;^o^)

問題点がわかったので一度全部外してやり直し。今度はリアディレーラーを交換することになるが、クエロ用のシマノ製 リアディレイラー RD-M310 が手元にあるのでこれを使おう。これはワイドレシオ対応の、7Sと8Sの両対応なのでドッペルさんでも使える。またしてもクーちゃん用の予備パーツなんですけど…( ´・∀・`) 使っちゃうぞ。

ただ、そうなるとホームセンターの金具で拵えたリアディレーラー取り付けようの穴は使えなくなる。新しいリアディレーラーはM10のピッチ1.0でネジ溝が彫ってないと固定ボルトのネジ締めができない。というわけでホームセンターの金具よ去らば(;`・ω・)ノ 

代わりに逆爪用のリアディレーラーハンガーが必要だけど手元にないので 今回はここまで。暫くドッペルには乗れそうもないな。Amazonでリアディレーラーハンガーを調達したら、作業を再開しよう。

(`・ω・´) ◆16インチ ホイール交換 その3◆ に続く

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